<塾長ブログ>算数講座ー指折り数えるたし算・ひき算は是か非か?!

 2021-08-26 / カテゴリー:塾長ブログ
こんにちは!
塾長ブログです(^^)/

今週は新企画です!

「ナベタカ塾長の算数・数学講座」(≧▽≦)

ということで、
お子さんの勉強の様子で気になる点や、
良くご相談をいただくことをご紹介しながら、
算数・数学の知識を深めたり、
ご自宅で保護者の方が指導する際の注意点など、
あまりたくさん紹介すると私の仕事がなくなっちゃうかもしれませんので、
手加減しながらご紹介する企画です(笑)

それでは、気になる第1回のテーマは、
「指折り数えてのたし算・ひき算は是か非?!」
ということでお届けします!(^^)!

さて、お子さんはたし算・ひき算で指を使って計算することがありますか?
低学年のうちからたし算・ひき算を指を折りながら計算するクセがつくと、
学年が進んでいくうちに算数が苦手になっていきます。
少し専門的になってしまいますが、
そこには「順序数」と「集合数」という数の概念が関わってきます。

例えば、◯が7つあるとします。

 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯

「順序数」とは順番を考える数です。
「左から3つ目」と言われると下のようになります。

 ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯ ◯

一方で「集合数」とは量を考える数です。
「左から3つ」と言われると下のようになります。

 ◎ ◎ ◎ ◯ ◯ ◯ ◯

違いが分かりますか?
同じ3でも順番として捉えているか、
量として捉えているかで概念が変わってきます。
この感覚のズレが、学年が進むにしたがって、
「学校の授業が分からない」につながっていくのです。

それではたし算で思考の違いを比べてみましょう!

本来のたし算は「集合数」で考えていきます。
いわゆる量の計算です。

例えば3+4=7の計算は
 ● ● ● + ● ● ● ● = ● ● ● ● ● ● ●
というイメージになります。
つまり、「3つの量に4つの量を加えると7つになる」という発想です。

それでは「順序数」ではどのような考え方になっているのか?
ブログ上でイメージを伝えるのは難しいですが、
下のようなイメージです。
 1 2 3   4 5 6 7
 ○ ○ ● + ○ ○ ○ ●
 1 2 3   1 2 3 4
伝わりにくいかもしれませんが、
「3つ目から4つ目の数は7になる」という考え方なのです。
この考え方がズバリ「指折り数える計算」になります。

この考え方が定着すると文章問題で式が立てられません。
「ウチの子は文章問題が苦手で💦」と言われて指導していくと、
数の概念が間違って捉えられていたというケースは割とよくあります。

そして、この指折り数える計算は限界があります。
何故なら人間の指の数には限界があるので、
指の数を超える計算になると計算しにくくなってしまいます。
繰り上がり、繰り下がりが苦手なお子さんは、
もしかしたら指折り数えていたかもしれません。

ではどうすれば「集合数」の概念が身につき、
計算や文章問題への対応力が付くのでしょうか?

今回は低学年の場合の指導法について2つご紹介します。

➀指ではなく、おはじきや磁石などで数えるクセをつける。

おはじきや磁石などで数える場合には「1つ、2つ…」と数えます。
この感覚は「集合数」の考え方なのでおはじきや磁石、ビー玉など、
量を感じさせるもので数えさせましょう。
そうすると先程の3+4=7のように、
 ● ● ● + ● ● ● ● = ● ● ● ● ● ● ●
というイメージが固まってきます。

➁10になる数の組み合わせを意識させる。

例えば7を10にするには、あと3が必要です。
この7に対しての3を「補数」と言います。
1の補数は9
2の補数は8
3の補数は7…
という具合に、各数字の補数をイメージできるように練習しましょう!

小学校1年生の計算ドリルにはこのあたりの計算問題がたくさん載っています。
計算時に間違いが多い場合には、
おはじき等を使って10になる組み合わせをしっかりとトレーニングしてください。
繰り上がりや繰り下がりの計算が必要になったときに、
きちんと対応できる力が付くと思います。

いかがでしょうか?
今回は「指折り数えてのたし算・ひき算は是か非か?!」ということで、
私なりの考えをまとめてみました。
低学年の指導時にはぜひ参考にしていただいて、
正しい数の概念が身につくように指導していただけたらと思います。
「ナベタカ塾長の算数・数学講座」がシリーズ化するのかどうか…(◎_◎;)
皆さんのお声で判断したいと思います(笑)

宮崎市の小中学校では学校が再開しました(>_<)
県独自の緊急事態宣言中で、明日から宮崎市では蔓延防止重点措置が始まります。
宮崎県では累計の感染者数が延べ5000人を越えました。
宮崎県の人口は約107万人ですから、
約200人に1人はコロナ感染経験者または療養中ということになります。
感染は身近になってきました。
感染予防を徹底して、日常の行動範囲内で生活するようにしましょう!
ちなみにソクラは感染対策を徹底しながら開講していきます(≧▽≦)

最新のソクラの感染対策はコチラ!

以上、今週の塾長ブログでした(^.^)/~~~



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