こんにちは!
塾長ブログです(^^)/
今回は「2030年度に向けた教育情報☆彡
次期学習指導要領の方針をチェック✨」
一緒に考えていきましょう!
学習指導要領は10年に1度大幅な改定が行
われます。
次の改定は2030年。
先日7/4に中教審特別部会が開かれ、改定
に向けた2つのポイントが発表されました。
1つ目は「成績のつけ方」です。
これまでは3つの観点で評価してきました。
➀知識・技能
➁思考力・判断力・表現力
➂主体的に学習に取り組む態度
これら3つの観点を「A・B・C」で評価。
それを総括して「評定」を付けます。
小学校は3段階。中学校は5段階です。
通知表でお馴染みだと思います。
これがどう変わるのか?
見直し案では観点を2つに再編(;゚Д゚)
➀知識・技能
➁思考力・判断力・表現力
「主体的に学習に取り組む態度」は直接的
に評価に反映させない方向で、➁の中に組
み込む方向。
詳細は今後議論するとのことでした💦
確かに学習態度を評価するのは難しいとこ
ろがあります。
やる気はあっても引っ込み思案なお子さん
の場合、授業中は発表できないかもしれま
せん。
これを学習態度が良くないと評価するのは
違うと思います。
そこでできるだけ客観的に評価できるよう
にノートや宿題の提出で取り組みを確認し
て評価する場合もあったようです。
回収してチェックして取りまとめる作業は
先生方の大きな負担になります。
先生の負担軽減のためには必要な改革かも
しれません。
一方で「学習態度」が評価から外れてしま
うことで、「知識偏重な評価」になってし
まうのではないか、という懸念もあります。
この辺りが今後どのように議論されて集約
されていくのか?
今後の発表にも注目したいと思います!
2つ目は「通知表の在り方」です。
3学期制の小学校で通知表を学期末ごとに
作成しているのが全国で約6割。
宮崎市は2学期制なので通知表は年2回の作
成で、この6割には含まれません。
これを教員の負担を減らすといった面から、
「学年末だけにすることが可能」と明確に
示すとのこと。
正直これは問題点が多い気がします💦
年度途中で面談や参観日などはありますが、
お子さんの学習状況は通知表で確認する保
護者の方が多いのではないでしょうか?
通知表が年1回、しかも学年末のみになっ
たら💦
年度末の通知表の内容がもし厳しいものだ
ったら💦
その学年はもう終わっていますので、どこ
で学び直しをしたら良いのでしょう?
また誰に相談したら良いのでしょう?
特に小学6年生は、年度末の通知表を見て、
中学校入学までに軌道修正するのは時間的
に厳しい気がします(~_~;)
もし通知表の回数を減らすなら、CRTテ
ストなどの到達度テストの回数を増やして、
学習内容の定着状況を随時確認できる仕組
みが必要だと思います!
保護者のみなさまはどう思いますか?
今回は2030年度次期学習指導要領に向けて
発表された内容をご紹介しました。
まだまだ今後議論を深めていかなくてはな
らない部分が多いと感じました。
参考になれば嬉しいです!
タブレットやスマホ、生成AIの発達も重
なり、子どもたちの周辺にはたくさんの情
報があふれています。
何でも簡単に調べられるため、「考える習
慣」がなくなったように感じることがあり
ます。
また、この知識は調べて覚えるべきものな
のか、理解して活用できるようにすべきも
のなのかを判断できないお子さんも増えて
います。
ぜひ考えさせる機会をご家庭でも与えてほ
しいと思います。
「どうしてそう思ったの?」
「他にはどんな方法があるかな?」
「もし〇〇だったらどうなるかな?」
「共通点はあるかな?」
「君ならどうしたい?」
答えを与えるのではなく、考えて答えさせ
ることが、今の子どもたちには必要です。
「早くしなさい!」
「アレしたの?」
「コレはどうなった?」
これでは考えて行動できるようになりにく
いです。
時間はかかりますが「考えさせる」
これは本当に大切だと思います(^^♪
ぜひ一緒にお子さんを伸ばす教育に挑戦し
ていきましょう!
以上、今週の塾長ブログでした(^^)/~~~
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