<塾長ブログ>宮崎県立高校一般入試最終倍率発表☆予想は的中?

2022-02-25
こんにちは!
塾長ブログです(^^)/

今回は「宮崎県立高校一般入試最終倍率発表☆予想は的中?」
ということで、倍率は史上最低になったのか?!
しっかりとチェックしていきましょう!

まずは県立高校一般入試最終倍率をチェックしましょう!
まだご覧になっていない方はコチラからご確認ください(◎_◎;)

さて、全日制高校の倍率でみると、
昨年度0.82倍から今年度0.82倍と同倍率になりました。
昨年度が史上最低倍率でしたので、
今年度も史上最低タイ💦
ということで、
私の予想は見事的中🎯でよろしいでしょうか?(笑)
何だか微妙な空気感を感じています(;゚Д゚)

では、気持ちを切り替えて、
細かい分析をしていきたいと思います。

まず令和4年度入試から自己推薦型入試が始まり、
入試制度に大きな変化がありました。
この制度変更の狙いは、
「県立高校の倍率低下を止めるため」です。

これまで中学校長の推薦を受けた生徒のみ受験できた推薦入試を
自己推薦型に変えることで、受験の機会を増やし、
県立高校受験者の増加を図ったということです。
推薦入試の爆発的な受験者増加は、
確かに県立高校志願者増加を期待させるものでした。

しかし、結果的には昨年度と同じ最低の0.82倍(>_<)
私たちが日常で感じていた通り、
県立志願者が増えた訳ではなく、
「先に合格がもらえるかもしれないから受けておこう!」
と「とりあえず受験」という流れが起こっただけと考えられます。
全体の志願者数が変わらずに、
先に受験する生徒が増えると、
当たり前ですが残った志願者数は少なくなります。
倍率が回復しなかった原因は、
志願者の母数を大きく増やせなかったことにあると思います。

では、なぜ県立高校志願者は大きく増えなかったのか?
それは中身がきちんと伝わっていないことにあると思うのです。
例えばA高校のB学科に進学したら、
どんな資格が取れて、どんなところに就職できる可能性がある!
C高校のD学科に進学したらどのレベルの大学への進学実績がある!
そういった具体的なイメージができる情報が少ないように思うのです。

このようなアピールは私立高校では当然のように行われています。
ホームページやパンフレットなど、
情報量も豊富で作り込まれています。
学習塾でもそうですが、
教育現場は個人情報等もあるため、
どうしても閉鎖的になりがちですが、
可能な限り情報をオープンにして、皆さんに知っていただくことは
本当に重要だと思います。

できるだけ情報を開示し、広く皆さんに知ってもらうことで、
興味を持ってもらえると思います。
そうすると近づいて来てもらえる。
そのタイミングで入試制度が変わって、
入口を広げることができていたら、
もっと結果は変わっていたのではないでしょうか?

言い方を変えると、
魚を捕まえたいのに、大きな網を広げても、
周りに魚が集まってなかったら、
捕まる魚の数は変わらないという感じです。
撒き餌として情報開示による「見える化」が必要だったということです。

子どもたちと魚は違うので例えが悪いかもしれませんが、
許してください💦

以上です!
今年変わったばかりの制度ですから、
来年度も同じように行われると思います。
県立高校がどのように変化していくのか楽しみですね!

そして、私立高校も今回の結果で更に様々な工夫をされると思います。
そうした切磋琢磨が、
宮崎の子どもたちにとってより良い教育環境になることを願います。

県立高校一般入試は3月8日(火)・9日(水)です!
その後、二次募集が控えていますが、
今年度の受験生は推薦入試から一般入試、二次募集と、
県立高校だけで3度のチャンスがあります。
ただ、3度目を受験する気力が残っている受験生がどのくらいいるのか💦
ここも今後の注目ポイントだと思います。

今回は以上です!
今週の塾長ブログでした(^.^)/~~~





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