<塾長ブログ>私立中合格速報!私立中進学割合から見る宮崎市の現状☆

2022-01-13
こんにちは!
塾長ブログです(^^)/

今回は先週の予告通り、
宮崎市内の私立中学校情報をお届けします!

まずは2022年度私立中学校の合格状況についてご報告です(*^▽^*)


まずは合格した皆様、
合格おめでとうございます(^O^)/
中学入学に向けてしっかりと準備をして、
更なる飛躍ができるように頑張りましょう!

さて、宮崎県の中学入試情報で気になる記事を見つけましたので、
今日はその内容を深堀していきたいと思います!

元ネタ『私立中学校に通う子どもの割合が多い都道府県ランキング』


元ネタの記事では、宮崎県についてあまり触れられていませんが、
宮崎県は全国10位の私立中進学割合なのですΣ(・ω・ノ)ノ!

最近私立中志願者が多くなってきたという肌感はありましたが、
こうして数字で見えると衝撃を受けます。
一方で大学進学率は全国43位の44.88%💦
中学受験の意識が高いのに、大学進学では全国下位になってしまう(+_+)
この点を私なりに、宮崎市内の現状から分析してみたいと思います。

まず、私立中学校に進学させる目的です。
状況では「地元中学校に進学させたくない」という理由で、
中学受験を検討するパターンが多いように思います。
進学させたくない理由としては、
「友達関係」「地元中学校の荒れ」などが挙げられます。
進路選択の出発点が大学進学や将来の目標でない点が、
大学進学率での失速に繋がっている点もあるのではないでしょうか?

次に、特待制度の充実です!
宮崎市の私立中学校には、どの中学校にも特待制度があります。
内容は各私立中学校で異なるので、
ココでは紹介するスペースがありませんが、
「特待がもらえれば私立中学校へ」というご家庭もあるのが現実。
この特待制度についてもきちんと理解した上で、
私立中学校選びをすることが重要だと思います。

そして、注目すべきはココからです。
宮崎市の近年の小学6年生の児童数は約3000名です。
宮崎市内の私立中学校と附属中学校の定員を加味すると、
約500名の児童が私立中学校または附属中学校に進学すると予測します!
その割合はなんと、約17%(≧◇≦)
これは先程の都道府県ランキングでは全国3位の状況です💦

中学受験をするお子さんは勉強への意識も一定以上あるはずです。
勉強への意識の高い子どもたちが抜けた公立中学校は、
学校の荒れも起こりやすくなりますし、
何より学力が上がってこない状況になります。
その結果、地元中学校の悪いウワサが広がり、
「地元中学校に進学したくない」という悪循環を生みます。

さらに公立中学校の学力低下が、県立高校の学力低下につながり、
大学進学率の低下に拍車をかける状況を生んでいると思います。

ただこれは、公立学校、私立学校のどちらかが悪いというものではなく、
時代の流れ、ニーズの変化によるものだと感じています。

少子化による児童生徒の減少。
生徒確保に向けた私立中学校の工夫と努力。
公立中学・高校の法令等も絡んだ改革の難しさ。
個別対応を望む保護者のニーズ。
様々な現状があると思います。

私たちも学習塾として、
一人でも多くのお子さんの可能性を伸ばせるように、
そして時代の流れ、ニーズの変化に対応できるように、
日々努力していきたいと思います。

今回は宮崎市の状況について、
私の意見を現状分析としてご紹介させていただきました。
様々な意見があると思いますが、
私としては宮崎県の子どもたちの将来が明かるいものであるように!
その想いで意見させていただいています。
失礼な表現があればご了承くださいm(__)m

以上、今週の塾長ブログでした(^.^)/~~~
私立中入試・高校入試の現状についてのご質問、
そしてご相談などは遠慮なくお問合せください!
新しい学年を好発進できるように準備していきましょう!




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