<塾長ブログ>秋の三者面談に向けて➀大学入学共通テストの得点を伸ばすには⁈

2023-10-20
こんにちは!
塾長ブログです(^^)/

今回は「秋の三者面談に向けて➀
大学入学共通テストの得点を伸ばすには⁈」
ということで考えていきます!

現在、Benesseの共通テスト対策模試の
結果が返却されています。
順調に伸びている生徒もいれば、なかなか
得点が伸び悩んでいる生徒もいます。

高校入試までとは異なり、簡単に得点につ
ながってこないのが大学入試の難しいとこ
ろです。
しかし、本番では何とか結果を出してほし
い!
そんな思いでいます(>_<)

大学入学共通テストは、2021年度から大学
入試センター試験に代わって始まりました。

マーク式である点は大学入試センター試験
から変わっていませんが、思考力・判断力
を問う出題が増加し、問題全体としては難
しくなっているのが現状です。

そのため、勉強した割に得点につながらず
苦しむ受験生が多いように思います。

そこで今回の塾長ブログでは、現在、現役
で高校数学を指導している私が、共通テス
トの数学の得点を伸ばす方法についてまと
めたいと思います!


➀問題演習の効率を上げる!

教科書レベルの内容を定着させることは重
要です。
しかし、入試までの期間を考えるとどうで
しょうか?
教科書を解き直したり、チャート式などの
分厚い参考書で復習する時間はもう残され
ていません。
この時期から数学を何とかするなら、薄手
の問題集で模範解答の詳しいものを用意し、
繰り返しトレーニングする方が現実的です。

直接マーク式の演習を行うなら、マーク式
基礎問題集やマーク式総合問題集を選ぶと
良いと思います。

具体的には河合塾出版や駿台文庫などの問
題集で探してみると良いと思います。
問題集のレイアウトに好みがあると思いま
すので、自分が頑張れそうなものを選ぶと
良いでしょう!


➁答え合わせで終わってはダメ!

数学を勉強する上で一番ダメな学習は、答
え合わせだけで終わることです💦
高校数学になると解答の流れが大切!
模範解答の流れをきちんと理解し、「なぜ
そうなるのか?」をまとめていく必要があ
ります。

模範解答の行間をあきらめずに理解できる
かが、数学力の差になってきます!


➂解き直し・再テストが重要!

この「解き直し・再テスト」がなかなかで
きない生徒が多いのが現実です💧
実はこれをやらないから得点力がつかない
と言えます。
ここまでの流れを確認すると、次のように
なっています。

➀問題演習
   ↓
➁解説チェック[インプット]
   ↓
➂解き直し・再テスト[アウトプット]

テストで問われるのはアウトプットする力
です!
インプットで満足するのではなく、アウト
プットできるところまで学習を進めるから
こそテストで得点できるようになるのです!


ここまでは数学の力を伸ばすための基本的
な勉強方法になります✨

しかし、これでも共通テストでは得点が伸
びませんΣ(゚Д゚)
何が足りないのか⁈

それはマーク式に対応するためには、もう
1段階、レベルアップが必要だからです!


【重要】
 問題の流れと意図を意識する!


共通テストはマーク式のテストです。
問題を読みながら穴埋め式で解いていく訳
ですが、ここに落とし穴があります!

高校生からの質問で良くあるのが、「ここ
の答えが分からないから教えてほしい」と
いうものです。

マーク式の場合は、問題の流れと意図をつ
かみながら解き進める必要があります。
そのため、「ここの解き方だけ」を教わっ
て理解したとしても、問題の流れを理解で
きていなければ、得点力につながりにくい
勉強になってしまいます。

マーク式の問題に挑戦したら、「結局この
問題は全体として何がしたかった問題なの
か?」という部分を考えるクセをつけてほ
しいのです!

その練習を繰り返していくと、問題の流れ
がつかめるようになってきます。

問題を解きながら、「これは次にこれを使
いそうだな?!」とか、「これは最終的に〇
〇を求めさせる問題だな?!」と予測できる
ようになってきます。

このレベルを目指す取り組みをしなければ
共通テストでの得点力は伸びてきません。


大学入試センター試験から大学入学共通テ
ストに代わって、数学は平均点が大きく下
がっています。

これまでより文章量が増え、より問題の意
図を理解して流れに乗る力が問われるよう
になってきています。

残された時間で数学の得点を伸ばすために、
量よりの学習に切り替えましょう!

最後にまとめです!


➀問題演習を効率化
   ↓
➁【インプット】
 模範解答確認(行間を徹底理解)

   ↓
➂【アウトプット】
 解き直し・再テストで定着を確認


【マーク対策で超重要】
 問題の流れや意図を理解する


残された時間は少ないですが諦めてはいけ
ません!
可能性がある限り挑戦しましょう!

また、この勉強法は理系科目なら通じる部
分があります。
化学や物理などでもチャレンジしてほしい
と思います!

以上、今週の塾長ブログでした(^.^)/~~~



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