〈潮見校〉「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。」

2021-10-09
皆さんこんにちは!
秋の訪れを感じさせる日が増えてきました。

タイトルのセリフは『ドラえもん 第1巻(小学館)』に収録の 
「走れ!ウマタケ」というエピソードでドラえもんがのび太に言ったものです。

以下は物語の内容です。
友達グループの中で一人だけ竹馬に乗ることができず、いじけていたのび太は
ドラえもんの道具を借りることで解決しようとします。
しかし、のび太の計画は失敗し自力で竹馬を克服しなければならなくなります。
「絶対に無理だ」と弱音を吐くのび太にドラえもんは
「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。きずだらけ、あざだらけになって練習しようと言って力強く励まします。
猛特訓の末に、全身あざだらけになりながらも竹馬を克服したのび太は
「なんだ、こんなかんたんなことが、なぜ、いままでできなかったんだろ」
と竹馬に乗りながら嬉しそうに感想をもらして物語は幕を閉じます。


これは1974年に掲載された漫画ですが
現在の社会においても非常に響くものがあると感じています。

短時間で簡単に解決できる方法を探ることは悪いことではないと思います。
辛くて苦しい時間を過ごしたうえに、結果が出ない状態だと心が折れてしまうのは
大人も子供も同じだと考えています。

ですが、勉強においてはスマートに解決できないことの方が多いように感じます。
基本となる計算は、意識しなくとも間違えずにできる状態まで練習する必要があります。
英単語や社会科目の重要語句などは
暗記できるまで何度も繰り返さなければ正確に覚えることは難しいです。
いずれも多大な時間と労力を費やさなければ上達しないという点では
のび太の竹馬と同じではないかと考えています。

失敗しながら前に進み続けることは簡単なことではないですが
成功できたときは大きな達成感と喜びを味わうことができます。
困難なことや時間が必要なことに対しても積極的に挑戦して
苦手を克服していってもらえればと考えています。


来週は中学3年生の地区実力テストが実施されます。
潮見校の3年生も自習スペースで一生懸命勉強に取り組んでくれています。



みんなそれぞれに課題はありますが
目標に向かってがむしゃらに練習していってもらえればと思います。

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