5月の定期テストがない学校が増えてきた!その背景には⁈

2019-04-25
「5月の定期テストがない!!」
という中学校、高校が増えてきました。
理由は下記の2つのようです。
1.授業時数を確保するため
2.先生方の働き方改革

各学校では、教科ごとに年間の授業時数が決まっています。
そのため、休日が増えるとその分の授業時間を確保する必要があります。
今年は連休が長い分、テストを減らして授業時数を確保することになったようです。

また、先生方の働き方改革は教育現場の重要な課題です。
テストの作成回数を減らすことで、先生方の負担を軽減するのは良いことかもしれません。
この点については、宮崎大学附属小学校は、
学年テストを業者テストに切り替えることが決まったそうです。
宮崎県の中では先駆的な動きだと思います。
私は教育学部出身なので、大学の同級生で教員として頑張っている友達もいますが、
学校の先生の忙しさは本当に凄まじいようです。
先生方の労働環境は少しずつ改善してほしいと思います。

こんなデータがあります!

宮崎県教員採用試験倍率 小学校 中学校 高等学校 全 体
平成31年度 1.8倍 5.3倍 11.3倍 3.8倍
平成14年度 13.7倍 15.1倍 12.3倍 12.5倍

平成14年度は私が社会人になった年です。
就職氷河期で、公務員志願者が多いこともあり、教員採用は非常に狭き門でした。
大学4年生が現役で教員採用試験に合格することはとても困難で、
現役合格した人は、本当に優秀な学生さんでした。

しかし、平成31年度の倍率をみると、驚くほど倍率が低下している状況が分かると思います。
景気が回復して一般企業の求人が回復したことや教員の仕事に対するブラックなイメージなどが、
倍率の低下を招いています。
このままでは学校の先生のなり手がいなくなってしまいます!
優秀な先生の確保も、倍率あってこそです!

部活動の指導も含めて、先生方が健全に働ける環境になることを期待しています。

ところで、このテストが減る状況ですが、子どもたちにはどのような影響があるのでしょうか?
それは、「1回のテスト範囲が広くなる!」という影響が出てきます。
そして、「定期テストの平均点が急降下する!」と断言できます。

コツコツ日ごろから準備をしてきた子どもたちが良い結果を出し、
日ごろ勉強してない子どもたちは太刀打ちできない状況になります。
学力の2極化が進んだ結果、格差社会になっていくのではないかと心配です。
連休が終わったら、部活動も本格化しますが、勉強も本格化させてほしいと思います。

平成最後の「塾長ブログ」でした!
写真は神宮駅前校の授業の一場面!


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