皆さんこんにちは!
多くの学校で定期試験が終わり、結果が返却されました。
1つ前の記事にもありましたが
今回は勉強がなかなか追いつかなかったという生徒が多かったように感じます。
今回の結果を活かして、学年末テストでは挽回できるよう取り組んでいこうと思います。
テスト範囲も広く、学校行事も重なった今回のテストですが
潮見校では英語・数学共に点数を伸ばし、80点以上の成績を残せた生徒達がいます。
今回は彼らの行動を振り返りながら
効果的なテスト勉強のやり方について考えていこうと思います。
学校の定期試験は「教科書の〇ページから◇ページまで」という範囲が定められ
それに準じた学校指定の問題集やプリントが宿題となる場合がほとんどです。
そして定期テストの問題は大部分がそれらの内容から出題されます。
多くの生徒さんがテストの直前ギリギリまで、この問題集を放置してしまいがちです。
「提出の日までに間に合えば大丈夫だから余裕♪」
という心理状態に陥ってしまうのではないかと思います。
そして残念ながらそういった取り組み方だと
ほぼ間違いなく提出に間に合わせることができません。
テストまでに問題集を間に合わせることができていないのであれば
テストの結果については言うまでもなく低迷していきます。
学校から指定されたテスト範囲の課題については
最低でもテストの5日前に丸付けまで全て終わらせている状態が理想です。
実際に定期試験で結果を伸ばしている生徒達は
例外なく学校の問題集を早めに仕上げています。
とはいえ学校の問題集は簡単に理解できるようなレベルの問題のみで
構成されているわけではありません。
それなりに難しいレベルの応用問題も収録されているため
それらができなくて嫌になってしまうからやらない
という発想にいたる生徒さんが多いです。
「問題集をやらないといけない。よしやろう!」
↓
「分からない問題が多い!全然終わってないのに時間だけが過ぎていく!」
↓
「辛い。苦しい。もう諦めよう・・・」
この一連の流れが毎回の定期試験で繰り返されている状態です。
そういったときにお薦めしたいのが
「明らかに自分の実力を超えた問題については後回しにする」
という発想です。
シンプルですが意外にやっていない人が多い考え方です。
人間は自分の想定と現実が乖離しているほど
ストレスを抱えやすい生き物です。
自分の考えていたペースで勉強が進まないと
イライラしたりネガティブな気持ちになってしまうのは大人も子供も同じです。
そんなときは完璧に終わらせるという発想は一旦置いておいて
「分かるもの」「分からないもの」に問題を分類する作業に集中することを話します。
どこまでが分かって、どこからが分からないなのかを把握するだけで
問題集を終わらせるのにどれだけ時間が必要かが見えてきます。
成績を伸ばしている生徒達を観察していると
この「仕分け」をテンポよくこなしていると感じます。
勉強のテンポが上がると気分も上がるせいか
気が付けば想定していた勉強の時間を超えて
熱心に取り組んでいたという姿も見ることができました。
学校の問題集は提出物に指定されることが多いため
きちんと提出することができないと内申点に影響を及ぼす可能性もあります。
多くの生徒がとにかく終わらせることだけに集中してしまいがちですが
目の前にある問題を丁寧に処理するだけでも
結果に対して大きな変化を与えることができます。
自分にとって心地よい勉強のテンポを見つけるためにも
普段の取り組み方に一工夫してみるという発想を加えてみてもらえればと思います。
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